アクサムの歴史
アクサムの変遷
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- アイデンティティの時代
- 1989 - 1999
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CI会社PAOSから独立し、コーポレートマーケティングとコーポレートブランディングの融合を試みた時代。
PAOS/電通との協業によって大企業から行政、非営利組織のブランディングプロジェクトに参加。
iMacとThink DifferentによるApple社の再生と進化が、コーポレートブランディングに大きな影響を与えた時代だった。
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- パラダイムシフトの時代
- 2000 - 2009
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NTTやDoCoMoのクリエイティブディレクションをしたPAOSの佐野豊が、取締役CDとしてAxhumの経営に参加。
auや日清オイリオなどのクリエイティブと同時に、東西ドイツ併合とともに市民によるデザイン運動を進めたMetaDesign(Berlin)との協業をスタート。
世界のブランディングの手法を調査するために、WorldBranding Committeを創設し、 単行書「WorldBranding」(和英版)を国内外で編集発行。グローバルな手法を総合し、日本ならではの、Axhumオリジナルのブランディングモデルを構築していく。
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- パーパスと変革の時代
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Axhumオリジナルのブランディングモデルを構築してきたことに変革を求めるグローバルな企業経営者からの関心が高まり、 それぞれの企業文化や組織マネジメントに適応した固有のブランディングモデルをクライアントとのパートナーシップをもって開発。
Lippincott(New York)との協業によって、企業の存在意義やパーパスの開発から、ビジョンを実現するためのグローバルブランディングを展開し、垂直的な企業成長と価値創造を実現していった。
2010 - 2019
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- 進化とニューノーマルの時代
- 2020 -
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ニューノーマルの時代が到来し、企業が社会的な変革と価値を生み出し、戦略的なアイデンティティの進化が、企業や社会にビジョンを与える時代となる。
ブランディングは、個人と社会、リアルとバーチャル、日本と世界のシームレスな問題解決を生み出す。Kontrapunkt(Copenhagen)との協業などにより、企業それぞれのオリジナルな書体開発など、デザイン開発のコンテンツも進化しようとしている。
社名の由来
「AXHUM」の「a」は、日本語のひらがなの一番最初のことば「あ」。
サンスクリット語で”宇宙の初め””万物の根源”を意味します。
「AXHUM」の「hum」は、日本語のひらがなの最後の言葉「ん」。
“宇宙の究極”、”万物が最終的に具現する知徳”を意味します。
「AXHUM」は、そのような「a」と「hum」との間に存在する
無限の宇宙から最適解「x」を生み出して、変革の「x」を導くという意味で名付けられました。
複雑化する諸問題に対して、要素還元主義的な視点や左脳的な論理だけではなく、
全体観的な視点と右脳的な直感やエモーション、美学を大切にした、新しい時代を生み出す、
新しい価値の枠組みを提案し続けたい、という願いが込められています。
また、ひらがなの50音「あ」から「ん」は、1000年以上昔の日本の女性が生み出した文字と言われており、その人間的な「たおやかさ=美しくしなやかさな様」を大切にする「和」の文化を継承し、普遍化したいという願いからでもあります。

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京都 大徳寺
龍源院の枯山水
方丈東側庭園 -
豊臣秀吉から「あうんの庭」と
名付けられた石庭