Human Group
ヒューマングループ
急成長中のグループ事業全体を統合する新たなブランド構築
会社概要
ヒューマンホールディングス株式会社
教育事業のヒューマンアカデミー、人材事業のヒューマンリソシア、介護事業のヒューマンライフケアなどを傘下に持つ企業グループ。
急成長中のグループ事業全体を統合する新たなブランド構築
教育事業のヒューマンアカデミー、人材事業のヒューマンリソシア、介護事業のヒューマンライフケアなどを傘下に持つ企業グループ。
ヒューマングループは、事業が多様化し急成長するなかで、グループ事業全体を統合できる固有の事業ドメインの設定を必要としていました。
アクサムはドイツを代表するブランディング会社であるMetaDesign社と共創し、まずグループインタビュー調査によって顧客の深層心理を探ることから始め、その結果をもとにブランドプロミス(ブランドコンセプト)を設定しました。そしてグループを構成する事業群の再編成とブランド体系の構築、ロゴとデザインシステムの開発、あらゆるタッチポイントのデザインと社内浸透までを一気通貫で担当しました。
ヒューマングループは、自己増殖するように急速に事業拡大を遂げていましたが、ややもすれば事業のベクトルが散逸になりアイデンティティが拡散する兆候をはらんでいました。そこでブランディングプロジェクトの一番の課題は、強い遠心力をもつ企業グループに、コアとなる価値を埋め込み、組織に求心力と一貫性と方向性を与えることでした。同時にもう一つの課題は、中期的な経営戦略として、プッシュ的な活動を中心にしてきたフロー型マーケティングから、ヒューマンというブランドの魅力によって人が集まってくるようなストック型のマーケティングへの転換を実現するためのブランディング戦略の策定でした。
ヒューマングループのブランディングプロジェクトは、既存顧客や見込み顧客に対するグループインタビュー調査の実施から始まりました。ヒューマンに対して持っているイメージや期待することを浮き彫りにすると同時に、顧客が持つ自分の成長や学習、仕事や社会に参加する喜びに関係する意識や深層心理を探りました。その結果から、仕事に対する意識(キャリアパーソナリティ)を5つのセグメントにわけ、それぞれの特性と期待価値、学校を選択する際のトリガーを分析し、ヒューマンが持っている資源や強みとつき合わせながら、これからのヒューマングループがもつべきブランドプロミス(ブランドコンセプト)を「Human SELFing 自己確立と自己実現」と設定しました。
またアクサムは、ドイツのベルリンにあるMetaDesignというブランディング会社と、共創することにしました。MetaDesignは、1989年、東西のベルリンが一つになったときに市民が立ち上げたデザイナー集団であり、フォルクスワーゲンやAudi、Siemensなどドイツを代表する企業のブランディングを手がけており、特にブランドコンセプトの開発手法から、ブランドが発するべきメッセージとデザイン、エスセティクス(美学)を、どう構築するかという方法論に特別な手法を持っていました。
お互いにベルリンと東京を行き来しながら、日本固有の社会的な課題について議論を重ね、ヒューマングループのユニークネスからブランドストーリーを構築。そして、ヒューマングループを構成する事業群の棚卸から再編成までを行い、それぞれの事業ブランディングとグループ全体のブランディングを行なっていきました。
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