米国Wallmart傘下を抜け、新しい日本型スーパーマーケットのあり方を模索する。
2021年に米国Wallmartの傘下から外れ、新たな経営体制のもと、動き出したSEIYU。Wallmart体制においては、EDLP(Everyday Low Price)戦略が徹底され、低価格と効率化に重きを置いた施策が展開されていました。その一方で、品質にこだわる日本の顧客離れが生じてしまい、また、かつては現在の「無印良品」をプライベートブランドとして展開していたユニークで、生活者に寄り添うブランドとしてのイメージも希薄化していることが問題視されていました。今一度、日本のスーパーマーケットを牽引してきたSEIYUのアイデンティティを見つめ直し、これからのあるべき姿を描き、店舗での顧客エクスペリエンスを通して、その価値を届けることを目指すプロジェクトがスタートしました。