TEL
東京エレクトロン
日本有数のグローバルブランドへの進化を遂げたブランド構築およびプロモーション
会社概要
東京エレクトロン株式会社
東京赤坂に本社を置く世界トップクラスの半導体製造装置およびFPD製造装置メーカー。
日本有数のグローバルブランドへの進化を遂げたブランド構築およびプロモーション
東京赤坂に本社を置く世界トップクラスの半導体製造装置およびFPD製造装置メーカー。
世界中の産業や通信、社会システムの変革と進化を支え、人々の生活と社会の発展に不可欠な半導体。TEL(Tokyo Electron)は、その半導体製造プロセスの主要部分をカバーする装置を開発販売する日本発祥の企業です。
2009年からスタートしたTELのブランディングプロジェクトでは、このような人類にとって欠かせない最先端コアテクノロジーを持つTELのブランドアイデンティティ確立と魅力あるブランド価値創造にむけて、企業理念およびコーポレートロゴの開発導入から、一般生活者やリクルート層におけるブランド認知向上、グローバル市場におけるプレゼンス向上を、戦略的・計画的に図ることを継続して行っています。
TELは、そのグローバルな事業規模や将来性、社会貢献度の高さ、扱うテクノロジーの先端性と重要性にも関わらず、また「半導体」そのもののわかりにくさから、業界外(一般生活者、リクルート層)での認知度が低く、優秀な人材確保(リクルーティング)や社員が自分の会社について家族、知人に説明しづらいといった課題を抱えていました。プロジェクトでは、TELの価値を今一度明確にし、広く社会に敷衍していくことが求められました。
東京エレクトロンのプロジェクトでは、企業理念の再構築から始まり、それを表象化するスローガン開発を経て、新たなブランドロゴとデザインシステムの開発につながっていきます。グローバルなブランド構築にむけては、「Tokyo Electron Limited. = 東京エレクトロン」という名称を“TEL”という3文字の世界商標として登録展開することも大きなハードルでした。
“TEL”という文字列は、長らく「telephone=電話」という一般名詞として使用されてきたため、この3文字のアルファベットを占有し商標化するには、長い道のりが必要でした。しかし、それらを乗り越え、”TEL”の世界市場への戦略的展開の必須項目として、世界の商標ブランドとして、“TEL”のデビューを果たすことになりました。
TELのブランドロゴと基本デザインシステムの開発は、Corporate Identityという言葉を生み出し、Coca-ColaやStarbucksのブランディングで世界的に成果を生み出しているNew YorkのLIPPINCOTT社との戦略的提携のもと、開発導入作業のすべてを協働で行いました。日本企業に内在するグローバル化を妨げてきた数々の阻害要因を省きながら、プロジェクトは今もグローバルに発展的な展開を遂げています。
また、TELでは、グローバルに多種多様な人材が増え続ける中で、組織のインターナルブランディング活動として、企業理念への「確信」と「行動」を促す理念浸透プログラムの開発導入を実施しました。また、社員個人個人のパーパスとエンゲージメントを、入社時から退職するときまで支え続けるTEL Universityプログラムを開発運用。それらのブランディングやUIの開発導入を行いました。
TELのオウンドメディアであり、グローバルな半導体最先端技術動向の共創メディア“TELESCOPE Magazine”の発刊・編集も行っています。東日本大震災が日本の東北地方をおそった2011年から、半導体に関わる最先端技術動向を全世界から収集編集し、先端技術者や研究開発系のメディアに情報提供をするために、オンラインマガジン“TELESCOPE Magazine”の編集発信を開始。それらの活動は、今も発展的に継続しています。
このようにアクサムでは、外部に向けたブランドコミュニケーションについて、従来の新聞や雑誌を起用した企業広告のクリエイティブのみならず、コミュニティ形成にむけたブランドプロモーション施策として、編集マガジンの発刊編集もおこなっております。
Illustration by Bunpei Yorifuji
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