Toho University
学校法人東邦大学
創立100周年を誇る「教育、研究、医療」機関のトータルブランディング
会社概要
学校法人東邦大学
2025年に創立100周年を迎えた自然科学系の総合大学。
また、教育・研究・医療を通じて社会貢献をめざす学校法人として
医学・薬学・理学・看護学・健康科学の5学部からなる大学と大学院、
2つの中学・高等学校、3つの医療機関と2つの空港クリニックを併せ持つ。
創立100周年を誇る「教育、研究、医療」機関のトータルブランディング
2025年に創立100周年を迎えた自然科学系の総合大学。
また、教育・研究・医療を通じて社会貢献をめざす学校法人として
医学・薬学・理学・看護学・健康科学の5学部からなる大学と大学院、
2つの中学・高等学校、3つの医療機関と2つの空港クリニックを併せ持つ。
東邦大学のアイデンティティコアとして創立者の著書『自然・生命・人間』を建学の精神として再定義。
それを起点としたブランドコンセプトとステートメント「生命(いのち)の科学で未来をつなぐ」を策定しました。
さらに、12のアイコンストーリーで構成するブランドロゴの開発、キャンパスやコミュニケーションにおける各種タッチポイントのデザイン、
コンセプトを可視化したブランドムービーなどを制作し、ブランドの浸透と一貫性ある発信を実現しています。
2025年の創立100周年を契機とした式典および各種プロジェクトを通じて、さらなる発展の姿を描いています。
少子化が進み「大学全入時代」を本格的に迎えようとする当初、東邦大学は、いかにして“選ばれる大学”となるかという課題を抱えていました。
その状況を打破する手段としてブランディングを模索され、当プロジェクトがスタートしました。
当初は医学部・薬学部・理学部・看護学部(現在は、健康科学部が追加)を擁する自然科学系総合大学であるにも関わらず、学部間の交流はほとんど行われていませんでした。
また、創立者による『自然・生命・人間』という著書があるものの、歴代の経営体制が入れ替わる中で形骸化しており、学部を束ねる共通の理念が希薄化している状態にありました。
プロジェクトでは、学内外のヒアリングに加え、学内では初めての取り組みとして、全組織を跨いだ(教職員と学生、学部、病院と大学の壁を超えた)クロスファンクショナルチームを形成し、
合宿形式のワークショップにより、自分たちの特徴や価値を棚卸しから、ありたい姿の検討を行いました。
当初は、“自分達には、これといった特徴がない”と言っていたワークショップ参加者も、ヒアリング結果の共有や議論を重ねる中で、
通奏低音的に共通の考え方となっている『自然・生命・人間』の存在に行きつきます。創立者額田晉の人生観、宇宙観とも言える著書に記された言葉を暗黙知として共有していることに気づくのです。
創立から80年以上の時を経て、運営体制が移り変わる中で形骸化していた創立者の思想を今一度、
自分達のアイデンティティのコアとして見つめ直し共有する、という点にブランディングの解がありました。
その方向性を見出してからは、その思想の言語的表象化(ステートメント化)、視覚的表象化(ロゴおよびデザインシステム化)のプロセスに入ります。
また、その思想を全学生、教職員、医療従事者とも共有するためにコンセプトムービーや、わかりやすくまとめた絵本形式のコンセプトブック、そしてコンセプトミュージックの開発を行いました。
プロジェクト発足から20年が経ち、経営トップの強いリーダーシップのもと、このコンセプトをはじめとするブランディングの取り組みは学内に着実に浸透しています。
また2025年、学校法人東邦大学は創立100周年を迎えました。
100周年記念式典においてもAXHUMは全体のプロデュースを行い、ステークホルダーの皆様とあらためて建学の精神『自然・生命・人間』を共有し、
次の100年にむけた飛躍をスタートさせる場として、志を新たにする記念すべき日を支えることに貢献しました。
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